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最後の夏 1991
タイトル 最後の夏 1991

著者 小林 紀晴

定価 1,500円(本体価格)+税

ISBN 4862380190

発売日 2006/8/12

内容 幻の処女作。

アジアン・ジャパニーズ』の旅の“前夜”を写した一冊だけの写真集。
泡沫の時代のなかで、仕事にも恋にももがいていた「青春の記録」。

「あれから十五年がたった。そのあいだほとんど誰かにも見せたこともなく、それでも時々、一年に一度とか二年に一度、引っ張り出してひとりで見ることがあった。そのたびにあの頃の『何か』がよみがえってくるのだった。『何か』はその時々によって違っていた。
 いまではそのネガも散り散りとなった。多くはどこかにまぎれて、結局捨てたのだと思う。わからなくなってしまった。だから、もう一冊同じものを作ることも、新たにプリントすることもできない。かっこよく言えば幻の一冊ということになるのだろう。」                     ――〈あとがき〉より

著者プロフィール ■小林紀晴(こばやし・きせい)
1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期大学部写真科卒業。新聞社のカメラマンを経て、1991年よりフリーに。旅先で出会った日本人の若者達の姿を独自の視点で捉えた写真と文章でつづられた『ASIAN JAPANESE』でデビュー。1997年には 『DAYS ASIA』で日本写真協会新人賞受賞。2000年より約1年数ヶ月、ニューヨークに在住。写真家・小林キユウ氏は実兄。『days new york』『SUWA』『写真展に、行ってきました』などの作品を発表し続ける。




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